こんにちは。
常備菜を作り置きしておけば、あと一品足りないなという時にとても便利です。
しかし傷みやすい野菜の保存は、調理方法や味付け、保存方法など注意点もあります。
常備菜を日持ちさせるコツと簡単なレシピの紹介です。
常備菜を作っておけば、翌日のメニューに一品プラスしたいなというときも便利なのでおすすめですよ!
常備菜を日持ちさせるコツ
常備菜の賞味期限は2~3日です。
なまのものや水分の多いものは傷みやすいので注意が必要です。
しっかりと炒めたもので賞味期限は5~6日。
お酢や塩を使用した常備菜は長く日持ちします。
- 食材をしっかりと加熱する。
- 汁気をしっかり飛ばす。
- 保存容器は消毒する。
- 冷ましてから冷蔵庫で保存。
- ふたの裏につく水滴はこまめに拭く。
常備菜にお酢や塩を使う
スーパーで購入したお惣菜は、少し味が濃く感じますよね⁈
薄味だと早く商品が傷んでしまう可能性があるからです。
きんぴらごぼうや鶏の照り焼きなど、少しだけお酢をプラスして塩分控えめにすると作り置きおかずにもなります。
お酢の種類は、米酢やリンゴ酢、バルサミコ酢など。
調理方法によって使い分けることができ、和風にも洋風の料理にも合います。
今回は私がよく作っているレシピの中から、日持ちする3品ご紹介いたします。
あると便利な常備菜~日持ちする作り置きレシピ
常備菜を出来るだけ長く日持ちさせるために、お酢や塩を使ったレシピのご紹介です。
アレンジしやすく野菜は一品のみ。
ハンバーグや鶏肉ソテーの隣に添えるのも良いし、
調理の最後に一緒に混ぜ合わせてみて、具材としても使えます。
常備菜①:パプリカのバルサミコ酢マリネ
バルサミコ酢はイタリア料理のレシピでよく使われています。
香りがフルーティーで奥深い味わいがあります。
ぶどうの果汁を煮詰めて濃縮し、自然発酵させ熟成させたものです。
ポリフェノールが黒酢の3倍!
他にもナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれています。
鶏肉のソテーのソースなどに使っても、さっぱりとして美味しいです。
バルサミコ酢とは・・・果実酢の一種。原料がブドウの濃縮果汁であることと、長期にわたるたる熟成が特徴である。
[出典:ウィキペディア]
材料
- パプリカ・・・1個
- バルサミコ酢・・・大さじ2
- はちみつ・・・大さじ2
- しょうゆ・・・大さじ1/2
- オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
- パプリカを1センチほどの細切りにカットする。
- フライパンを熱し、オリーブオイルを入れてパプリカを焼き色が付くまで焼く。
- バルサミコ酢とはちみつを入れ少し煮詰める。
- 最後にしょうゆをかけて出来上がり。
しばらくして味がなじんできた頃が、美味しいですよ。
オリーブオイルを使っているので、時間が経っても酸化しにく食べやすいです。
常備菜②:「ゆかり」を使ったしそひじきふりかけ
ご飯にふりかけても美味しいし、和風パスタにも使える”ひじきふりかけ”です。
ひじきは栄養豊富な食材です。
カルシウム、マグネシウム、ビタミンBや葉酸、鉄分などのミネラルが豊富、食物繊維も豊富なので便秘解消にもいいといわれています。
ひじきと言えば煮物が定番ですが、たまには違った食べ方はいかがですか?
ゆかり(三島食品)は赤しそに調味料を入れて作られた、混ぜご飯の素です。
我が家ではおにぎり用に、ご飯のお供に常備している商品です。
材料
- 乾燥ひじき・・・20g
- だし汁・・・100cc
- しょうゆ・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1
- みりん・・・大さじ1
- 白ごま・・・適量
- ゆかり・・・小さじ2
作り方
- 乾燥ひじきをたっぷりの水で戻す。
- 鍋に入れただし汁にひじきを入れてしばらく煮る。
- 砂糖、しょうゆ、みりんを入れて汁気がなくなるまで煮る。
- 白ごま、ゆかりを入れて味を調える。
調味料はお好みにより、加減してください。
ゆかりの量を多めに入れると、おにぎりなどにも使えます。
常備菜③:大根のゆかり漬け
大根は2ミリほどの厚さにカットし、お好みの大きさにカット!
花型にカットすれば、お祝い事の時やお弁当の飾りにもなります。
綺麗なピンク色の花のかたちをした大根のゆかり漬けが出来ました。
材料
- 大根・・・2cmくらい
- 砂糖・・・大さじ1
- 酢・・・・大さじ1
- ゆかり・・・小さじ1
作り方
- 大根を2ミリほどの厚さにカットし型抜く。
- 砂糖、お酢をレンジで20秒→冷ます。
- 大根、ゆかりを入れて漬ける。
常備菜④:カブの葉のごまふりかけ
カブの葉や大根の葉は、栄養価が高いので多少虫くいのあとがあったとしても、
捨てたりはしません^^
ごま油で炒めて調味しておけば、ふりかけや炒飯の具材としても使えます。
軽くゆでてからごま油で炒めると、柔らかく食べやすいです。
材料
- カブまたは大根の葉・・・適量
- みりん・・・大さじ2
- しょうゆ・・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ1
- だしパック・・・2分の1
- いりごま・・・適量
- ごま油・・・大さじ1
作り方
- カブの葉を沸騰したお湯で30秒ほど茹でる→水切り。
- 食べやすい大きさにカットする。
- 熱したフライパンにごま油をいれてカブの葉を炒める→すべての調味料を入れて味付け。
常備菜⑤:にんじんの塩きんぴら
我が家では定番である「にんじんの塩きんぴら」です。
にんじんにはカロチンやビタミンAという栄養素が豊富に含まれています。
カロチンは抗酸化作用が期待されており、免疫力アップが期待されています。
ビタミンAは髪の毛や肌、眼の健康を保つのにもいいので積極的に取り入れましょう。
ごぼうと一緒ににんじんを炒めて、醤油とみりんで味付けするきんぴらは定番ですね。
最初は粉末だしを入れて作っていました。
もっとシンプルな塩だけにしてみたところ、にんじんの甘みが感じられて大変美味しいのです。
材料
- にんじん・・・1本
- 岩塩または天然塩・・・適量
作り方
- にんじんをピーラーやスライサーなどで細切りにカットする。
- サラダ油を熱したフライパンでにんじんを炒める。
- しんなりしてきたら、塩を振って味付けする。
あまりにも簡単すぎる工程でごめんなさい(笑)
岩塩や天然塩を使うところが、ポイントです。
素材の味を生かすには、化学調味料よりも自然食品を使った方が分かりやすいからです。
食材を無駄にしない使い切り常備菜のおすすめ
フードロス、食品ロスという言葉が聞かれるようになってきましたね。
手軽に食べることができるようになったことはとても嬉しい反面、
大量生産、大量消費のための無駄な廃棄は出来るだけ避けたいです。
常備菜を作り食材を無駄にしないように心がけています。
実際、我が家のゴミは指定用ゴミ袋の小サイズで捨てることがほとんどです。
常備菜となるのは家族の人数によって異なる
常備菜を作っておくことにより色々なメリットがあります。
- 週末に準備しておくことで、平日の家事が少し楽になる。
- 単品食材で料理を作ることで、食材を使い切り無駄にしない。
- 料理の工程が少ないことで、食材の旨味を引き出すことができる。
我が家は少人数のため余ることが増えてきたので、「作り置きおかず」は重宝しています。
あると便利な常備菜一品野菜でアレンジも簡単~まとめ
あると便利なおすすめ常備菜をご紹介しました。
あともう一品増やしたいなと思った時に常備菜があれば楽ちんです。
日持ちさせるためには、お酢や塩を使いましょう!
味付けはシンプルにしておくと、アレンジもしやすいですよ。
少しでも家事を楽にして、生活を楽しめるようにしたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。